美しい肌を保つために

レーザー治療と光治療

顔

肌に現れるシミは老化のサインです。若い頃に無防備に浴びてしまった紫外線が、老化とともにシミとなって出てくるため、普段からの紫外線対策が大切になってきますが、できてしまったシミを取り除く方法のひとつとして、美容外科による整形が注目を集めています。整形といっても、切開をするようなものではなく、基本的にはレーザー治療か光治療を行なうというものです。レーザー治療は、できてしまったシミひとつひとつに対して、スポット的に治療していくというものです。具体的には、レーザーによって皮膚下のメラニン色素を出している細胞そのものを破壊して治療します。エネルギーが強く、一回の照射でシミを取り除くことができる整形となります。光治療は、IPLと呼ばれる広い波長の光を使うもので、細胞を破壊するというよりは、熱でメラニン色素を変性させることが目的の治療です。照射面が広く、表皮の細胞を破壊することがないため、肌への負担が少ないという特徴がありますが、レーザーのような根本治療とは異なるため、完全な治療のためには何度か照射をくり返さなければならないという問題もあります。基本的には、1クール5〜6回程度の照射というのが平均的です。

どちらを選ぶべきなのか

一度できてしまったシミについては、ある程度であれば内服薬や外用薬による治療が可能なものもあります。また、その種類によっては、高い費用の整形を利用するよりも効果がある場合もあります。具体的には、ハイドロキノンやトレチノインの配合された軟膏や、トランサミン配合の内服薬などがあります。しかし、色素の沈殿が深く、目立ってしまうようなシミというのは、そもそも皮膚の衰えによるものが多く、なかなか根本的な解決にならないものも多いというのが実情です。見た目にも醜く、なんとなく老け顔になってしまう色素の沈殿をどうしても取り除きたい、という悩みを抱える女性は多く、そんな要望に答えることができるのがレーザー治療であり、光治療です。レーザー治療は、ダウンタイムに多少の時間がかかり、また炎症系の色素沈殿を防ぐためのアフターケアが必要というデメリットがありますが、シミを根本的に取り除く場合に有効な整形方法です。一方の光治療は、根本治療ではありませんが、真皮層を活性化させ、肌の若々しさを取り戻す機能もあるため、シミのほかにもしわやたるみといった、肌の総合的な若返りに効果があるといったメリットがあります。また光治療は、ダウンタイムもほとんどなく、すぐに化粧をすることも可能です。